そばを食べると、あとで「蕎麦湯」がでるのはなぜですか?
蕎麦には健康に良いルチンが多く含まれています。蕎麦湯には、そのルチンが多く溶け込んでいます。つゆの残りに蕎麦湯を入れて飲むことで、そのルチンも無駄なく摂取することができます。風味も良く古来からの食生活の知恵と言えます。
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日本において、そばはいつ頃から食べられていますか?
続日本書紀に養老5年(722年)に元正天皇が詔勅で救荒作物として栽培を推奨しています。
鎌倉時代に石臼が普及して粉にされるようになり、江戸時代に入り「そば」として庶民の間に広がった食物です。落語などにもしばしば登場することからも、市民に親しまれていた様子がわかります。
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